◎ 目的格の関係代名詞 … 代名詞の目的格が関係代名詞に変わる。

☆ 先行詞が ＜ もの ＞ または ＜ 動物 ＞ で、主語 + 動詞 の文が

うしろに続くときは、関係代名詞whichまたはthatを使う。

This is  a cake  .  My mother made it. の２文を１文にする

→ This is  a cake  　     and  it     my mother made.

→ This is  a cake    (which [that])  my mother made .

「これは私の母が作ったケーキです。」

※ 目的格の関係代名詞は省略することができる。上記の英文を

This is a cake my mother made. ということもできる。

→【lesson97 … 関係代名詞の省略】

発展  先行詞が 〔人〕で、主語 + 動詞 がうしろに続く場合には

thatまたはwhom [フーム]を使う。【高校生の学習範囲】

（１）　That is a picture (which [that]) he bought in China.

『あれは彼が中国で買った１枚の絵です。』

That is a picture.  He bought it in China. の２文が１文になったもの。

… a pictureが先行詞

（２）　This is a story (which [that]) she wrote last month.

『これは彼女が先月書いた(１つの)物語です。』

This is a story.  She wrote it last month. の２文が１文になったもの。

… a storyが先行詞

（３）　The book (which [that]) you gave me last week was interesting.

『先週あなたが私にくれたその本はおもしろかったです。』

※ 先行詞が主語(The book)なので、関係代名詞に説明されて長い主語になっている。

２つ目の動詞の前までの主部をまず訳し、それから残りを訳す。

The book was interesting.  You gave me the book(= it) last week. の

２文が１文になったもの。… The bookが先行詞

≪ 目的格の関係代名詞which [that] の使い方 ≫

 先行詞 〔もの･動物〕   (which [that]) 主語 + 動詞 …

☆ 目的格の関係代名詞which, thatは省略することができる。